
結婚って、誰もが「ゴール」だと思ってた。けれど実際は、そこがまさに「新しい戦場のスタート地点」だった――そんなこと、誰も教えてくれなかった。
私が結婚して初めて知った、まさかの10のリアル。笑いあり、戸惑いあり、時には小さな戦争まで。知らなきゃよかった?いや、知らなきゃもっと戸惑ったかも。今日はその赤裸々な実態をお伝えします。
1. トイレットペーパーの向きで小さな戦争が始まった
結婚前は考えもしなかったこと。それはトイレットペーパーの「巻き方向」問題。
最初の週末、ふと気づいた。トイレットペーパーの端が、私が慣れてた「上から」じゃなくて「下から」巻かれてる!なんで?って思ってたら、彼も同じ気持ちだったらしい。
「なんで逆なの?」→「君が勝手に変えたんだろう!」という無言の攻防戦が数日続き…結局、毎回どちらかが直すことに。
小さなことだけど、ここにこそ「生活感のズレ」が現れる。これが最初の「結婚のリアル」だった。
2. お風呂の順番で繰り広げられる心理戦
休日の夜、彼が「先に入っていいよ」と言った時、私はわかっていた。これはただの優しさではない。
「今日すごく疲れてるから先に入ってリラックスしたいんだな」か、「先に入って後で湯船の温度調整を頼みたいんだな」…そんな心理戦がそこにはあった。
私はそれを読み取って「じゃあお願いね」と優しく返すけど、内心は毎回ドキドキ。
こんな小さなことに気を使うのも、結婚生活の「戦場ルール」なのだ。
3. 家計簿アプリは、夫婦円満の秘密兵器?
財布の中身はプライベートだと思っていたのに、結婚するとそうはいかない。
「何に使ったの?」という小さな疑問が積み重なる前に、私たちは家計簿アプリを導入した。
正直、最初は「夫婦の財布を一緒にするのは無理…」と思ったけど、アプリの画面を一緒に見ると、不思議とお金の話も笑い話になる。
「またスタバで?」とか「外食多すぎ!」とか、軽口を叩きながら節約計画を立てるのが、今や私たちの共同作業になった。
4. 義実家のイベントは、年に何度もやってくる伝統の試練
結婚したら避けては通れない、義実家との付き合い。
盆、正月、誕生日、命日…。カレンダーは義実家イベントで埋め尽くされる。
初めてのお正月は緊張の連続。緊張しすぎて何を話したか覚えてない。でもそこから学んだのは、「義実家の伝統は大切にするべきだけど、無理しすぎる必要はない」ということ。
少しずつ、私たちなりの参加スタイルを見つけていった。
5. 寝るときの温度設定が意外な戦場に
夏の冷房温度、冬の電気毛布の温度…ここにも静かな戦争があった。
「寒すぎる!」と言えば「暑いよ」と返され、「暑すぎる!」と言えば「寒い!」と怒られる。
最終的には、寝室の端と端でそれぞれの好きな温度に調節することにした。
だけどそれで解決、と思ったら意外な落とし穴もあったりする。
6. 「ごはん何食べたい?」の無限ループ地獄
結婚して一番驚いたのは、「ごはん何食べたい?」攻防戦の永遠ループ。
「なんでもいいよ」が最大の地雷ワード。なぜかそれが一番決まらない。
そこで私たちは「今日はジャンルを決める」ルールを作った。
「今日はイタリアン」「明日は和食」みたいに決めておくと、意外とストレス減るんですよね。
7. 家事の分担は日々アップデートされていく
結婚前に「家事は半分ずつ!」と決めたはずなのに、現実は変わっていく。
彼が忙しい時は私が多めにやり、逆の時もある。
時には「今日はこれだけやったから今日はもう許して!」と甘える日も。
この「ゆるい協力体制」が、意外と長続きの秘訣だと思う。
8. 夫婦の“常識”が全然違う
「歯磨きは食後すぐ派?寝る前派?」とか「ご飯はよそってから食べる派?おかわり自由派?」など、意外と「常識」って違う。
最初は小さな違和感でも、積み重なると「なんでわかってくれないの?」につながる。
だからお互いの違いを「おもしろい個性」と捉える練習を始めた。
9. テレビのチャンネル争奪戦、ここにあり
家で一番のリモコン争奪戦場は、テレビの前。
彼はサッカー中継、私はバラエティ番組を見たい。
そこで勝者は「先にリモコンを手にした者」か「次のチャンネルは交互に選ぶ」ルールを採用。
ルール作りもまた、結婚生活の一部だ。
10. 「ありがとう」と「ごめんね」が最強の魔法
どんなにケンカしても、イラッとしても、最後はこの言葉。
「ありがとう」と「ごめんね」。この言葉をちゃんと伝えることで、小さなヒビはすぐに消える。
言いにくい時こそ言うべきで、言葉は魔法だと実感した。
結婚は完璧じゃなくていい、自分たちだけの旅
結婚生活は決してドラマチックな映画のようにはいかない。
でも、日々の小さな発見と笑いが詰まった、二人だけの旅路。
完璧な夫婦なんていない。
だからこそ、互いのクセや違いを認め合い、笑い合うことが何より大切。
「こんなはずじゃなかった!」と思う日も、「結婚してよかった」と思う日も、両方あっていい。
それが結婚の本当のスタートラインなんだと、私は思う。
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